山 行 報 告
2024/6 /16  丹沢:勘七ノ沢    メンバ:大谷、三崎  記録:三崎

 県民の森入口 入渓点の二股   F1 7m 左から越える  F2 6m 右から越える  F4 2m10m 遠望 
 F5 12m 左から越える        

【コースタイム】

 (6月15日[土])

 
横浜6:007:30どんぐり山荘→9:30二股(入渓点)→9:55 F110:15 F211:10 F412:15 F513:30三股→14:45大倉尾根→16:00 どんぐり山荘

【記 録】

 (6月15日)

 
曇天で比較的過ごしやすい気温で四十ハ瀬川沿いの林道を歩き二股を目指す。次から次にハイカーがやってくる二股で沢支度。ここは天下に名高いヒル地獄入口。靴周りに入念に塩をすり込み、ガムテープで目張り、最後にヒル下がりのジョージをスプレーして鉄壁の防御陣を築く。

 最初のAF1Artifitial Fall)堰堤は中央部崩壊箇所を登り、F1は水流の左側を登る。トポではVだがWくらいに感じる。F2は右側、F3は左側から越え、F4は水流右側の凹角から超えたが最後の抜口が悪い!と感じた。技術的にはここが核心かも?

 何故こんなところに堰堤が!?というセクションを越え最後のF5大滝は水流左側を登る。ガバホールドの連続だけど残置2ピンしかなく、墜ちると大事。私はフォローなのでよかった。フーッ。

 続くゴルジェ帯は実に気持ちが良く、爽快。でも川ボッチャンしますた。伏流となって、三股につき、右から入るがれ沢を詰め、支尾根に出て、さらに登って、痛い痛いイバラの獣道をトラバースして、2重の鹿よけフェンスを乗り越えてようやく大倉尾根に合流。ハイカー皆様の不思議そうな視線を浴びつつ、靴を履き替えるが、ヒルの侵入未遂は一匹のみ。防御陣はほぼ完璧。

 久々に歩いて疲れた脚を引きずりながら下山して、風呂で汗を流し、ビールを飲んでザイル祭に突入。雪稜60周年を祝い、皆さんとのバカ話と差し入れのつまみ、お酒を堪能して心地よく睡れました。めでたし。めでたし。

 【感想】

しょの1  沢のV級恐るべし。乾いたフリーの岩場とは別世界ですね。今回は全フォローでしたが次回はどこかでリード試してみたいです。

しょの2   まるで趣味のようなひな壇堰堤構築。凡夫の私には存在意義が理解できませんが、目障りで邪魔です。一刻も早く木っ端微塵に消滅することを期待します。

しょの3   滝に看板つけるくらいなら出渓点にテープでも巻いて欲しいと思いましたが前項に矛盾するので地形図と高度計を持参して自分で解決するようにしますね。